ここからの歩みは、挑戦の連続でした。英国の工房と組んで生み出したセラミックのオイルバーナーは、瞬く間に国じゅうへ広がり、アロマやお香のトレンドをいち早く取り入れた確かな品質は、大手の小売や化粧品ブランドからも一目置かれる存在となりました。
2005年には、当時まだ誰もが半信半疑だった「蓋のないディフューザー」――リードディフューザーを英国で先駆けて発表します。
そして2006年、ブランドの運命を変える出会いが訪れます。
ある見本市を訪れたアンドリューは、静かなブースの奥にひっそりと置かれた一風変わった装飾品に目を奪われました。それは、1890年代のフランスの病院で空気の浄化や衛生維持に使われていた「触媒燃焼ランプ」でした。
「ただ香りを届けるだけでなく、お部屋の空気を清らかに整え、力強い香りで空間を満たすことができるプロダクトが作れるのではないか」
その可能性に魅了されたアンドリューは、歴史あるプロダクトの再構築に着手します。
ウィック(芯)やセラミックストーンの供給元と絶え間ない試行錯誤を重ね、アシュレイ&バーウッド独自のフレグランスランプ構造をつくり上げました。美しいモザイクガラスの灯りと、消臭・空気浄化機能を備えたフレグランスランプは、ホームフレグランスのあり方そのものを塗り替え、世界中で愛されるブランドの象徴となりました。